衛星写真で地球上のどこでも映し出してしまう、Google Earth。世界の様々な場所を居ながらにして見ることができるが、時折、奇妙なものが映り込んでしまって話題になることも多い。たとえば、巨大な心霊写真的なものや、巨大な生物の姿に見えるものが発見された事もある。
以前、アトラスでは軍事基地か、それともUFO発着場?と噂される砂漠に存在する巨大建造物について紹介した。
こちらはGoogle Earthを衛星写真に切り替えると表示される謎の地形だ。場所はカザフスタンのアクタウ村の近く。荒れ地に見事な五芒星が描かれているのが見てとれる。
この地形が発見され、話題になったのは2013年のこと。シンボルは直径約200メートルで、地面に敷設されたいくつかの交差交差路から構成されているようだ。ペンタグラムという神秘的な外観をしていることもあって、現代の魔方陣か何かでは?とスピリチュアル関連の意味を見出だそうとする人もいた。
ちなみに2013年の初めには別の地域でも類似の地形が発見されている。Lisakovskの町から12マイル離れた場所に存在しており、旧ソ連時代のミサイル基地跡地がたまたま高高度から見るとこのような形状になったのだろうと推察された。
では、このカザフスタンの地形もミサイル基地だったのだろうか?
現地の考古学者エマ・ウスマノバ氏はこの地形について、1970年代に多く設計された星モチーフを盛り込んだ意匠の公園の1つではないかと主張している。
今もこれといった結論は出ていないため、カザフスタンの謎めいた五芒星は今後もGoogle Earthで見る人達の目を驚かせ続ける事になりそうだ。
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Google Earth Sightseeing #6- Creepy satanic pentagram?!
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Google Earth