ATLASでは以前、現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」は呪われている可能性があると、都市伝説として紹介した。
事実、「西郷どん」はドラマが放送される前から、スタッフやキャストに続々とトラブルが発生し、先日放送されたばかりの第一回目の番組視聴率も15%とあまり振わなかったことで、この噂はいよいよ真実味が増してきている。
さらに「この人も『西郷どんの呪い』の被害者ではないか?」との危惧されている人物がいたのである。
それが歌手の西郷輝彦だ。
西郷は「西郷どん」の出演者および関係者ではないが、「西郷どん」が放送されるおよそ1か月前の11月30日、前立腺がんが再発したことを発表していた。現在は治療を最優先とし、芸能活動をセーブしている。
西郷輝彦の本名は今川盛揮だが、芸名の西郷はお判りのように彼の郷里である鹿児島出身の最も尊敬されている英雄・西郷隆盛にちなんで命名されている。
そのため今回の西郷のがん再発も『西郷どんの呪い』ではないかと囁かれていた。ところがつい最近、西郷は意外な形でこの呪いを自ら跳ね返したのではないかと話題になっている。
それは2017年12月31日放送の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』にゲスト登場した西郷が扮したゆるキャラ「ふなっしー」のコスプレである。
西郷は番組中、ふなっしーの着ぐるみを着用し、「輝彦なっしー!」「舟木(一夫)も橋(幸夫)もこんな仕事は絶対に引き受けないなっしー!」と大暴走。
ガンが再発しているのにも関わらず縦横無尽に元気に暴れまわる西郷の姿に番組出演者やお茶の間は大いに沸いたのだが、実はここに『西郷どんの呪い』を解き放つヒントがあったのではないかと推察できるのだ。
実は西郷隆盛は大の果物好きだったそうで、特に当時から日本橋にあった千疋屋本店のスイカが大好物だったという。
このことから天国の西郷隆盛が、好物の甘い果物に扮した西郷輝彦の体を張ったギャグに大ウケし、感激して呪いを緩和させたのではないかと思われるのだ。
西郷は現在、通院しながら自宅療養を続けているが、今後も健康状態が良好であれば、もしかして「西郷どん」へのゲスト出演もありうるのではないかと想像する。
これからも西郷には同じ境遇にある人たちや日本の中高年を更に勇気づけて欲しいものである・・・。
(パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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