2018年1月9日、長い年末年始の休みも終わり、企業も学校も平時のルーティンに本日から戻った。
今日から新しい年の業務が始まる予定であった。しかし、今朝の都内は各路線が大混乱した。
丸ノ内線、東西線、京葉線など各路線がことごとくが遅延したのだ。
理由は様々だった。急病人が出て遅れた路線、人が多すぎて乗り切れず遅れた路線など、珍しく都内のダイヤが迷走した。
この不始末に鉄道会社にキレる若者が続出している。鉄道を罵る言葉はツィッターやFACEBOOKに溢れている。
「会社に遅れる。仕事始めなのにどうしてくれる?」
「学校に遅れる。鉄道会社の馬鹿野郎」
いずれも、各路線を運営する鉄道会社に恨み節を述べている。中には感情的になって汚い言葉を撒き散らす若者もいたようだ。
逆に三十代、四十代の中高年は若者たちの鉄道会社批判に対して冷ややかな反応を示している。
「電車が遅れるのも、頭に入れて動かないと」
「日頃、時間通りに運行している電車に感謝すべき」
中高年は、電車遅延を想定に入れてない個人の責任だと言っている。このあたり、世代間のギャップがあるようだ。
世界でも有数の正確さを誇る日本の鉄道、その正確さに甘えることなく、余裕をもって動くべきではないだろうか。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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