2017年12月31日、TBS系列で放送された大晦日特番の「KYOKUGEN2017」にて、プロレスラー・格闘家のボブ・サップが熊と対決した。
熊といっても北米大陸に生息するグリズリーであり、日本のヒグマ以上に凶暴で怪力だ。
サップとグリズリーは、檻の中で真ん中に設置された透明の仕切りを押し合う力比べをした。
一回目の対決は、グリズリーが圧倒的なパワーでサップを壁際に押し込んだ。納得いかないサップの要求により、再度対決を行ったところ、仕切り板をグリズリーが破壊するというハプニング起こった。たまらずサップは檻の外に逃走。対決はグリズリーの圧倒的勝利に終わった。
この対決企画に関して、視聴者からは動物虐待ではないのかという指摘が上がっている。
確かにその可能性は高い。
アメリカの場合、巡回サーカス団などでボクシングベアーという見世物があり、牙を抜いた熊と人間が戦う催し物がある。今回用意されたグリズリーも、人間に調教された熊と思われるが、あまりにも力の差は歴然だった。
どちらにしろ、熊にとってはよくわからないまま、人間と力比べをさせられ、不必要に興奮させられた事は不愉快であっただろう。これぞ、動物虐待と言われても仕方ない。中にはモンハンが動物虐待だと主張する頓珍漢な馬鹿もいるが、今回は紛れもない動物虐待だ。
昭和時代、アントニオ猪木と異種格闘技戦を控えたウィリー・ウィリアムスが熊と闘かった。これは映画のワンシーンであり、多分に演出の色合いが強い。
あくまで噂レベルの話だが、熊は爪を短くカットされ、危険な牙は抜かれ、筋弛緩剤を注射されて十分に動けない状態であったとされる。そんな状態のクマを蹴ったり殴ったりしているのだから、動物虐待以外の何物でもない。
今回のボブサップの企画も同じような批判にさらされても仕方ない。
(串田圭介 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)