16日、アメリカの国防総省が2012年まで秘密裏にUFOの調査を実施していたとアメリカ国内の各メディアが報じた。
それまで投じられた予算は約24億円、現在は調査が終了しているとされているが、担当した元職員からは予算がなくなっただけで継続中であるとの意見も出てきている。
国防総省がUFO調査を行うきっかけとなったのが、2004年に空母ニミッツが捕捉し戦闘機が追跡した謎の未確認飛行物体だとされている。
多くのメディアが報じたこの未確認飛行物体に関する動画はアメリカ国内に大きな衝撃をもたらし、元米軍関係者らも多く問題の物体に対してコメントを寄せている。
退職した米海軍のパイロットであるデイヴィッド・フラボール氏は、実際に地球外から来ている物体かは不明だが、「このような物は在職期間も含めて今まで見たことがない」「ヘリコプターに似ているかもしれないが、飛び方が違う」とCNNのインタビューに答えている。
そんな中、元ペンタゴン当局者であるLuis Elizondo氏が同じくCNNの番組に出演した際に「地球外生命体の可能性も捨てきれない」と証言して注目を集めている。
Ex-UFO program chief: We may not be alone
彼は「今回公開された動画に映る飛行物体は、現在米国内や外国に存在しているどの飛行物体とも違う特性を示している」「明らかな飛行機関を持たないものの、何らかの明白な推進方法が存在しており極端な機動性を含む操縦を行っている様子などから、何らかの知的生命体による関与が見られる」と述べ、本物のUFOである可能性についても言及した。
果たして空母ニミッツが補足した飛行物体の正体は何なのか。まだ結論は下されていない。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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