【クリスマス都市伝説】靴下の中を覗くとあの世に連れていかれる…は妄言!?





最近無責任な噂が広がっている。クリスマスツリーはあの世の象徴であり、サンタクロースは彷徨っている魂をあの世へ連れ帰る役割があるという都市伝説が流布しているようだ。

また、サンタクロースのプレゼントは靴下の中に入っているとよく言われているが、実はその靴下の中を覗くと魂を天国に連れてかれるというデマも広がっている。

クリスマスツリーの本当の意味は、アダムとイブが食べてしまったリンゴの木を意味してると言われている。また三角形をしているクリスマスツリーは三位一体を意味しており、三角形の頂点は父親、底辺の2つは精霊と子供という意味合いがある。

ツリーには、赤いボールがついていることがあるが、これはアダムとイブのりんごの実、またキャンディー・ケーン(杖の形をしたキャンディ)が飾られていることもあるが、これは羊飼いの杖である。キリストを羊飼いに表現しており、一般の人々を彷徨える子羊として表現しているのだ。

ヒトガタのビスケット、ジンジャーブレッドマンは以前アトラスでも紹介した。柊の葉は、キリストにかぶせられていた冠を、そしてその実はキリストが流した血を表している。

なお、靴下を飾る意味はサンタクロースのモデルといわれている聖ニコラオスが、貧しい家の子供達のために窓から金貨を投げ入れると、暖炉のそばにあった靴下の中に入ったという由来である。

また電飾をたくさん飾りつけるのはマルチンルターがルーツだと言われている。木々の間から見える星があまりにも綺麗であったため、ルターが自宅で再現したと言うのが始まりらしい。




クリスマスツリーの発祥は諸説あるが、北欧と言う説が有力である。北欧で始まった木を飾り付けて、その前で飲食する習慣とキリストの生誕を祝う習慣がドイツで混じりあったものだと言われている。

日本にもドイツからクリスマスツリーを飾る習慣が入ってきたと言われているが、正しい発祥を理解して頂きたい。

クリスマスに関する記事はアトラスでは過去に「黒いサンタとクランプス」「サンタクロースの墓が発見された」「サンタクロースの本当は怖い話」などを掲載している。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

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