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肥満はデブウィルスの感染によって発症する!?ワクチンで治る時代へ…





2017年12月18日、日本テレビ系列で放送された「世界まる見え!テレビ特捜部」にて興味深い特集が組まれた。

それは、肥満の原因となるデブウィルスが存在すると言うのだ。俄かに信じがたい情報だが、大変興味深い事実でもある。

番組内では、あるインド人医師が、大量死した鶏に注目したことから新事実がわかった。死んだ鶏はすべて肥満状態だったのだ。医師は、それらの鶏からあるウィルスを検出した。それが俗に言うデブウィルスだと言うのだ。

比較してみると、デブウィルスは風邪や結膜炎を引き起こすと言われているアデノウィルス36型に酷似していた。 。

このアデノウイルス36型を猿に投与してみたところ、なんと体重が4倍近くになってしまったのだ。

猿や鶏に反応があるとしても、人間にも適用するとは言えない。

だが、一卵性双生児で遺伝子構造が全く同じにも関わらず、一方が太っているケースを調査したところ、驚くべきことが判明した。

双子のうち太ってる方にアデノウィルス36型が確認されたのだ。

実際に太っている人のうち30%がこのアデノウィルス36型持っていると言われている。しかし、アデノウィルス36型を持っていても必ずしも太るわけではない。痩せている人でも11%がこのウィルスに感染しているというのだ。

現在、アメリカではデブウィルスの研究が進んでおり、ルイジアナ州立大学やウィスコンシン大学で研究が盛んであるという。

さてウィルスと言えば、このアトラスでは人工ウィルスの記事を掲載したり、ノロウィルスによる給食テロなどを記事として掲載している。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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