新春2018年1月3日、夜9時からテレビ朝日系列で初放送される予定の映画『君の名は。』(監督:新海誠)について早くも不安の声が聞こえ始めてきた。
一部のファンによると、『君の名は。』の地上波放送はこれまでのケースから鑑みて、映画本編の一部がカットされる可能性が非常に高いというのである。
中でももっとも危惧されているのが、スタッフおよびキャストの名前を紹介する「エンディングロール」である。
エンディングロールはスタッフとキャストを観客(視聴者)に紹介する非常に大切なパートであるが、2017年11月に同じくテレビ朝日で放送された『シン・ゴジラ』(監督:庵野秀明)は都合6分間に渡るエンディングロールがまるまるカットされていた。
エンディングロールがカットされやすい背景には「興味のない人が多い」「(テロップしか流れないので)絵柄が地味になる」との事情があるが、映画ファンからしてみればとても大事なコンテンツのため、実際に『シン・ゴジラ』でのエンディングロールがカットされたことを悲しんだ視聴者が多かったのは確かだ。
またもうひとつカットが懸念されているのが『君の名は。』の劇中で度々挿入されている「セクシャルな場面」である。
『君の名は。』では人格が入れ替わった男主人公がヒロインの胸を揉んでみるシーンがあるほか、ヒロインの胸が大きく揺れるカット、パンチラなどのお色気シーンが多く存在している。
さすがに、胸のカットやパンチラはセクシー系アニメほどのエロさはないが、正月三が日の家族団らんの場で観覧するにはやや気恥ずかしいシーンではあるため、部分的に省略されるなど何らかの処理が施される可能性は高いのではないかといわれている。
なお、ATLAS編集部ではこれまで映画『君の名は。』に似た現象が中国で発生したことを報じたほか、本作品がテレビアニメ化や実写化の可能性が高いことを記事にしていた。
2016年のナンバーワン話題作であっただけに、是非、エンディングまで含めてノーカットで放送して欲しいものである。
(文:アリナックス城井 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)