シン・ゴジラが日本で旋風を撒き起こしたのは記憶に新しい。リアリティーのある演出と緊迫感のある脚本が多くの観客を虜にした。
さて、10月末から神奈川県で1匹の猿が目撃されていた。最初は藤沢や戸塚で、暴れまわる姿が確認されていた。当初は、丹沢山系の群れから外れてしまった「はぐれ猿」だと推測されていたが、この猿がなかなかズル賢い。
あちこちで目撃されているにも関わらず、捕獲されないのだ。そのうち11月には横浜市内に移動し、鶴見区などで自由に走り回っている様子が見られていた。
どうやらこの猿はオスであり、体長は50センチから60センチ余り、今までに人間には深刻な被害こそ与えていないが、子供が軽くひっかかれたという報告があるようだ。
すでに猿は多摩川を渡り、大田区に侵入、これまたあちこちで目撃され、人々を不安に陥れている。
傑作だったのはTBS系列で放送されているワイドショーで、八代英輝弁護士が興味深い発言をしたことである。
「この猿の動きを見ていると、『シン・ゴジラ』と同じ動きですね」
特撮好きの多いアトラス編集部としてはこの猿を「シン・ゴジラ・モンキー」と名付けたい。
(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『シン・ゴジラ Blu-ray2枚組』より