アメリカをはじめ世界中で報告されている家畜惨殺事件、キャトル・ミューティレーション。
前日まで元気だった家畜が見るも無惨な惨殺死体で発見されるというもので、これらの死体には目や舌、乳房や生殖器などが鋭利なメスで切除されたかのようにきれいな切り口で無くなっており、体内に血液がほとんど存在していないという共通点が存在している。
だが、調査の結果、キャトル・ミューティレーションとされた死体のほとんどは死んだ後に捕食動物によって食べられた結果であることが判明している。
だが、中には動物によるものではなく、超自然的な存在の関与を疑わせる事例も報告されている。
1984年に撮影されたという衝撃的な動画が存在する。こちらの動画はオーストラリアで撮影されたものなのだが、牧場で茶色い牛たちが草をはんでいる様子が捉えられている。すると、遠方にいた一頭の牛が空の方に舞い上がっていくのである。
よく見ると、牛は足をばたつかせて抵抗しているようにも思われる。やがて、牛は白く輝く円盤に吸い込まれていき、円盤は消えてしまうのである。この動画は、キャトル・ミューティレーションが宇宙人の仕業であることを証明しているものなのだろうか?
だが、動画をよく見ていくと不自然な点が多いことが解る。1980年代に撮影された動画であるはずなのに、画質が劣化しておらず綺麗なこと、牛たちがUFOに気づいたりしていないこと、撮影者も牛の様子をカメラで追っていくまでUFOを無視していることなどだ。
またUFOに吸い込まれていく牛をよく見ていくと、カメラが寄る際に一瞬だけ消える瞬間があるなど、実際に起きている現象を撮影しているにしては奇妙な点が非常に多く出てくる。
恐らく、この動画は後年にキャトル・ミューティレーションを題材に作成されたフェイク動画であるとみた方がいいだろう。
しかし、現在でもキャトル・ミューティレーションの事例は報告されている。
2013年にはネブラスカ州にて、牛が「高いところから墜落死した」としか思えない状態で発見されたケースが報告されている。
もしかしたら、キャトル・ミューティレーションの中には我々が想像もつかないようなケースが存在しているのかもしれない。
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部
関連動画
【リアル誘拐!UFO映像】これが真相か…!!キャトルミューティレーション