水木しげる氏、中岡俊哉氏、佐藤有文氏というビックスリーと並び、昭和の妖怪シーンを作り上げた1人である、斉藤守弘氏が永眠されていた。
昭和時代、科学的視点を入れたオカルト記事を書いた売れっ子ライターの一人であり、「がしゃどくろ」「畑怨霊」など多くの創作妖怪を作り上げたのが斉藤先生である。
10年ほど前から、筆者は何度か斉藤先生にお世話になっており、インタビューに答えていただいたり、自分のラジオ番組に出てもらったり、雑誌を一緒に作ったりしたのが懐かしく思い出される。
歳をとられても、衰えない好奇心はたくましく、ネットを使った手法でオカルトを盛り上げようと、筆者もずいぶんハッパをかけられた。
今年に入り、ご無沙汰していたが体調悪くされ4月13日に永眠された。最後にお会いできなかったのが残念である。
斉藤先生のご冥福をお祈りしたい。
*斉藤守弘先生と山口敏太郎の対談はこちらから!
【129回前半】日本大好き特別回!斉藤守弘先生へインタビュー!〜がしゃどくろ、畑怨霊、じゅぼっこの元ネタが?〜
【129回後半】日本大好き特別回!斉藤守弘先生へインタビュー!〜斉藤先生と手塚治虫&古事記への憤り〜
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『なぞ怪奇 超科学ミステリー 復刻版 (ジュニアチャンピオンコース)』より