三重県志摩市にある水族館「志摩マリンランド」が、施設内にある予備水槽の中にいた1cm程度の「謎のウミウシ」の正体を暴いた。ツィッターを駆使し、見事にその実態を知ることになったのだ。
この「謎のウミウシ」、係員の誰もが種類を判別できず、図鑑にも掲載されてなかったが、写真をツィッターで拡散。全国一万七千人のウミウシファンの協力により「クトナ・ペルカ」という種類だと判明した。
この「クトナ・ペルカ」、本来はカリブ海に生息しており、船底に付着するなどして世界中に広がった。日本では岸和田で発見事例があるらしい。
ウミウシは短命なので、一カ月以内の展示になるかもしれないと言われている。
因みにアトラスでは過去に「顔のない魚」「ミステリーサークルをつくる魚」などを記事にしている。本当に海の中は不思議な生物が多い。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©志摩マリンランド公式Twitterアカウントより