1983年にアメリカ・アラバマ州モービル在住の女性がUFOを目撃した。
彼女は同年2月3日の夕方、友人宅から帰宅するためにハイウェイを車で走行中に爆発音を耳にした。この時、彼女の車は大きく振動して運転が困難になるほどだったという。彼女は揺れが収まるまで一度路肩に車を停め、原因を探ろうと車の外に出てみたという。
程なくして揺れは収まり、彼女が再び車走らせたところ、前方の森が何かによって照らされているのが見てとれた。彼女は初め、きっと爆発音や揺れの原因を捜査にきた警察などのヘリコプターのライトに違いないと思い、再び車を止めた。だが、森の中から現れたのはヘリコプター等ではなく、巨大なUFOだった。
関連動画
UFO Video Enhancement Series – Israel’s “Giant UFO” – 1996 Hatzor Sighting
それはビルを横倒しにしたような形をしており、前方は丸みを帯びていた。並ぶ窓は蛍光灯のように白く光っていて、下部にガラス張りの展望デッキのような箇所があるのが見てとれたという。展望デッキの部分のガラスは透明で、何人かの人物が歩き回っていたり、外の様子を観察しているのが解った。また、物体からはサイレンやアナウンスのような低く唸るような異音が流れていた。
UFOには「4本の太く長いパイプが出ている箱」が着いており、その形状から彼女は大砲のように思ったという。まるで巨大な船や潜水艦が飛行しているようだったため、彼女は軍か企業が作った新しい乗り物かとも思ったという。
問題のUFOは南の方角に進んでいき、再びまばゆいライトで森林を二度、三度と照らしていたが、また降下して森の木々の間に隠れてしまったので彼女は見失ってしまったという。この時、UFOの発する白い光以外に青や赤の光が漏れていたのも印象的だったと語っている。
UFO目撃証言は本アトラスでも何度か紹介しているが、乗組員らしき人影が確認されたケースは珍しい。アブダクションされたと思しき人たちを運んでいたケースやパプアニューギニアで目撃されたUFOの乗組員が目撃者らに向けて手を振ってきたケースが近いと思われるが、今回確認された人影は果たしてどちらだったのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)