日々世界中で目撃されたり、写真に納められるUFO。その中には、これまで報告がなかったような変わった造形のものもあったりする。
アトラスでは過去に変形UFOを記事にしている。「菱形UFO」「下半分がドームのUFO」「奇妙な雲と一緒に現れるUFO」という記事が人気の過去記事だ。
こちらは今月1日に中国南西部の雲南省に存在する湖畔で撮影されたもの。撮影者でもある台湾人男性は仕事でこの地を訪れ、合間に観光地として有名な湖に足を運んだ。湖には多くの水鳥が遊ぶ様子が確認でき、男性も景色を何枚も写真に撮ったという。
その後、台北の自宅で家族と自分が撮影した写真を見ていたとき、親戚が湖の写真に謎のリング状の物体が写り込んでいたのを見つけて驚いた。
問題の物体はドーナツのような形をしており、縁が隆起し真ん中に穴があいている構造になっている。特徴的なのは、縁に三角形の突起が並んでいる点だ。まるで太陽や歯車のようなシルエットに見える。
撮影していた時は全くこのような物体が空を飛んでいた事に気がつかなかったため、彼はUFOではないかと考え直接UFO研究家にコンタクトをとり、写真鑑定を依頼したのだという。
鑑定にあたったのはイギリスの大手UFO研究家と言われているフィリップ・マントル氏。彼はまず親戚ぐるみで普通の写真を加工したものと考えたが、加工した痕跡が見られないため「何らかの破片など、人工物が写り込んだのでないならば、UFOが写ってしまったと判断するほかない」と回答。また、他にも広く意見を聞いて最終的な判断を出したいとも述べ、写真をネット上に公開したのだという。
果たしてこの物体は何なのか。正体が判明する日は来るのだろうか。
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(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)