先日、シベリア上空に謎の巨大な光る渦が出現し、話題を呼んだ。
問題の光る渦はロシア北部の広い範囲で目撃され、空に広がる一大スペクタクルに多くの人がカメラを向け、果たして何が空で起きているのか不安がったという。
各地で撮影された写真を見てみると、夜空に広がる巨大な輝く光の球ないしは渦のような形状をしていた事が解る。色は白や明るい緑や青で、オーロラ等とはまた違う事が解る。
北極圏にまたがるサールカーハルドの町在住のシベリア人写真家セルゲイ・アニシモフ氏は、光の渦を撮影した瞬間を振り替えってこう語る。
「私は何が起きているのか分からなかった。輝く球体がが木の後ろから立ち上り、私の方に向かって動いてきたんだ。初めは強力なサーチライトかと思っていたが、球体が円弧に形状を変えていき徐々に消えた事から、また別のものだと気づいたんだ」
さらに東に約520マイル離れた別の写真家Alexey Yakovlev師は、トムスク地方の北にあるStrezhevoiでこの光景を目撃、その時感じた恐怖をシベリアン・タイムズに語った。
「最初は丸い珍しい光が現れたと思ったんです。しかし、徐々に丸い光が拡大し始めたので恐ろしくなった」
彼は自身が目撃したものを写真に撮影、「UFOがやって来た」とコメントを着けてソーシャルメディアに投稿したところ、多くの反響が寄せられたという。中には「時空間を繋げる穴が空いた」とする意見もあった。
果たして、この天体現象は何なのか。アトラスで紹介したシベリアの謎の光る球体があったが、それが中に浮かんだとでも言うのだろうか。
実は正体に近いのではないかとされる一つの可能性が存在するという。
以前にアトラスでは、中国上空の巨大な光の渦を紹介した。こちらは霧の中を高速で飛ぶ物体が存在したため、このように見えた事が判明している。
今回の巨大な光も、高速で飛行する物体が捉えられたものなのだろうか。実はこの日、モスクワの550マイル北にあるプレセツク宇宙基地から強力なトポールロケットが打ち上げられた。目標はカムチャッカを想定し発射されたものだが、それがこう見えたのではないかという説だ。
最終的な結論は導き出せていないが、UFO研究家や科学者らも交えて追跡調査が行われる予定だと言う。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
関連動画
Giant Glowing Ball UFO In Russian Sky Alarms Public