先日、アトラスでミルキーのペコちゃんに関する都市伝説を紹介したが、実は世界各国においても様々なキャラクターに関して不気味な都市伝説が囁かれている。
テレビ番組に出てくるキャラクターは、浦島太郎や桃太郎同様に人々にとっての異人扱いされてしまうのだ。例えば、日本でも根強い人気の「セサミストリート」だが、この中で使用されている人気キャラクター「クッキーモンスター」は、いつもクッキーを食べている設定だが、この設定に親達からクレームがついた。
「クッキーばかり食べているのは健康に良くない」という訳だ。
そう考えてみると、クッキーモンスターの青色の大きな体は、我々日本人が見たらちょっとショックに感じてしまう海外のカップケーキやクッキーを彩る毒々しい原色のクリームの色を思わせるふしもある。
肥満大国・アメリカの過剰反応とも言えるが、このクレームの為「クッキーモンスター」はベジタリアンに設定変更させられ、「べジーモンスター」に近々改名するという都市伝説があるそうだ。
もちろん実際にはそんな事はなく、この噂が流れた後もクッキーモンスターはセサミストリートのメンバーに混じって、ないしは単体で元気にクッキーを食べる姿を披露している。だが、訴訟大国であり、肥満大国でもあるアメリカでは、この噂は定期的に話題に登ってくるのだそうだ。
人気キャラクターも、その存在自体は意外と大変なのかもしれない?
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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