UFO・UMA

【動画】魔女「マナナンガル」がコウモリに変身して空を飛ぶ

未確認生物の中には、昔から現地の人々の間で、伝説上の存在として知られていたものも存在している。

フィリピンはシキホル島の伝説には、空飛ぶ魔女「マナナンガル」が登場する。

昼間は普通の人間だが、夜になると空を飛び赤子を狙う恐ろしい怪物へと姿を変えるといわれており、上半身だけが分かれて飛んでいくとされていた。




そのため、首尾良くマナナンガルの下半身のみを発見することが出来たならば、下半身を隠してしまえばよいとされていた。マナナンガルは夜行性で日光に弱いため、人の姿に戻ることが出来ない状態で朝を迎えると、滅びてしまうとされていたのだ。

このマナナンガルは勿論伝説上の存在でしか無かったのだが、2006年にマナナンガルらしき生物を捉えた動画がインターネット上にアップされ、注目を集めた。動画には夜空の元、コウモリに似た翼を大きく羽ばたかせて飛ぶ姿が一瞬だけだがはっきりと捉えられていたのだ。

他にも、普通のオオコウモリよりは遙かに大きく、足の部分が発達して腕のように見えるため、伝説のマナナンガルを捉えたものか!?とする動画も撮影されている。なお、この動画は同じフィリピンのパラワン島の伝説に伝わるアスワングとも似ている点があるので、アスワングを捉えた動画として紹介される事もある。




マナナンガル(及びアスワング)の真相に関しては諸説あるが、動画から推測される正体は東南アジアに生息するオオコウモリを誤認したものではないか、とするものだ。

夜間のマナナンガルを捉えた動画では、撮影者らが向けるライトから避けるように動いていること、翼の形状などが現地に生息するオオコウモリの特徴と合致しているという点などが存在する。しかし、撮影されたマナナンガルとされる生物の大きさがオオコウモリよりもはるかに大きいとする人もおり、さらなる精査を必要とするUMAのひとつとされている。

※写真はYOUTUBEからのキャプチャ

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(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)