業界のウワサ

さすが!テレ東伝説は本当だった…厳戒、有事の最中もお気楽アニメ再放送!

 あなたはこんな都市伝説を聞いたことがあるだろうか…。

 日本のテレビ業界では重大事件、重大事故が発生すると民法各社は放送中の番組の内容を一部変更し特別報道番組を組むことがある。そのためNHKを含む地上波の全チャンネルでほとんど同じ内容のニュースを流すことがある。

 ところが民放は民放でも、何故かテレビ東京系列はその限りではなく例外が許されているらしく、どんな大事故も特番を組まずテロップひとつで済ましてしまうという。

 例えば、1995年の阪神淡路大震災ではアニメの『楽しいムーミン一家』を何事もなかったかのように再放送。また同年の地下鉄サリン事件最中でも『ムーミン』の再放送を断行。
 また高橋尚子のアテネ五輪出場断念の記者会見では予定通りアニメ『コロッケ!』が放送されているなど、テレ東はどんな事があろうとも報道に切り替わらず当初の予定を貫く放送局といわれている。

 そんなテレ東伝説にこのたび新たなエピソードが誕生したと話題になっていた。

 8月29日、午前7時頃、北朝鮮は同国西岸から日本に向けて弾道ミサイルを発射。ミサイルは日本上空を通過し太平洋上に落下した。この事件をうけて民放各社は通常の番組を打ち切り北朝鮮関係のニュースに切り替えるなどしていた。

 しかし、テレ東だけは発射発覚直後に放送していた『おはスタ』の特番は中止となったものの、7時半からは予定通りアニメ『けものフレンズ』の放送を開始。無事に30分放送し終わっていた。




 この対応にネットでは『新しいテレ東伝説誕生だ!』と大盛り上がりしていた。

 一説には、テレ東は他の民放に比べ、局に常駐している職員の数が少なく、報道よりも予定の番組を放送することに力を注いでいるといわれているが、テレ東の絶対に『ぶれない』態度を象徴するエピソードと言える。

 いいぞテレ東!是非、これからも独自路線を貫き通して欲しいものだ。

(文:安坂由美彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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