エジプト考古学局のハウス局長の発表によると、古代エジプト第18王朝において権勢を振るった、第五代のファラオであるエジプト王朝初のハトシェプスト女王(在位・紀元前1502~同1482年)のミイラが確認された。

 この女王は長らく男性と考えられており、男装やひげの姿が残されていた。

 2007年6月に、特定されたミイラは、ツタンカーメン王のミイラを発見したことで有名なイギリスの考古学者・ハワード・カーター氏によって、1903年エジプト・ルクソールの「王家の谷」で発見された2体のうちの1体である。墳墓自体が粗末なものであった為、重要視されていなかった。今回、その正体を裏付ける証拠が揃った。




 まず1881年に別の墓から発見された箱の中に保管されていた「ハトシェプスト女王の歯」とされるものと、ミイラの歯茎の形状が一致した点。

 更に、ミイラのDNA(デオキシリボ核酸)を検査をしたところ、女王の父親であるトトメス1世や、祖母のミイラのDNAと類似していた点。

 ミイラの状況から、女王の死因や健康状態が判明した。女王は太り気味で虫歯があり、糖尿病という持病があった。死因はガンであり、暗殺説は否定された。

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HATSHEPSUT – The Queen Who Would Be King (AMAZING ANCIENT EGYPT HISTORY DOCUMENTARY)

(監修:山口敏太郎)

画像©Discovery History youtube




 

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