南アフリカ共和国で、衝撃の生物の姿が捉えられた。
全身がピンク色で、一見肥満体の子どものようにも見える。しかし、全身に毛はなく頭にはこぶのようなものが見える。顔や体も歪んでおり、目や唇はあるが鼻や耳は存在しないようにも思われる。奇妙なのは手だ。指ではなく、白い二本の蹄が先に付いている。
この生物は南アフリカ共和国の東部、レディ・フレアの町で発見されたものだという。発見した村人たちは、あまりに奇妙なこの生物の姿に驚き、魔術によって生み出された悪魔の子どもではないか、また獣と人間のあいのこなのではないか、等と様々に噂し、SNS上に写真を公開した。
非常に衝撃的な姿であった事もあって、騒ぎは南アフリカ全土に及び、東ケープ州の農村開発局が正体を明らかにするために専門家を送り出す事態となった。
では、この生物の正体は何だったのか。
獣医らによる鑑定の結果、単なる羊の奇形児であり、妊娠の初期段階でリフトバレー熱に感染したため、胎児が未成熟のまま生まれてしまったものと判明したという。なお、死産の状態で発見されたことが判明している。
あまりに人間に見た目が似すぎていてしまったため、パニックが広がってしまったものと見られている。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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