2013年、イギリス政府はある秘密文書を公開する事を決定した。
秘密文書の中に綴られていたのは、なんとイギリス国内で目撃され、国や軍も追跡調査を行っていたというUFO事件の詳細に関するものが含まれているとして、当時多くのUFO研究家らが注目していた。
だが、問題の18件の機密文書は、謎の理由で公開が保留され、今も閲覧が不可能なままとなっている。今回の機密文書の中には、イギリス軍が調査し軍人らが宇宙人と対話した!?というレンデルシャムの森事件の詳細が含まれているとされていたので、一向に公開されない事実に多くの人々が疑問に思っているという。
ドイツのウェブサイトがイギリスのナショナル・アーカイブスに公開状況について問い合わせたところ、総選挙が行われているため、時点で公開することはできないとの回答を得たとしている。
また「英国での選挙及び選挙期間中の政府部門に関する規則のため、選挙後に該当の機密文書が公開されることはない」とも告げられたとのこと。
残念ながら、UFOに関する機密文書が公開される可能性については、もう少し待たなくてはいけない結果となったようだ。
「公開される予定だった機密文書には、宇宙人の存在を確実に証明するものはないだろうが、魅力的なUFOに関する研究報告が多く含まれていることは間違いない。これらは実在するのXファイルと言えるだろう」と元イギリス空軍UFO調査局長で現在もUFO研究を行っているニック・ポープ氏は語っている。
UFOの機密情報は再び政府の手によって隠蔽されてしまうのだろうか?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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