山口敏太郎の友人、Aさんのお母さんは不思議な人物である。
数多くの霊体験があり、UFOや小人などの写真も撮影しているし、彼女の経営するお店には羽のはえたお客様、つまり天使が来店し、一瞬にして消失した事件もあったという。
言ってみれば、不思議な日常生活の中にある人が、Aさんのお母さんであった。
お母さんが、日本語を喋るUFOに出会ったのは、アロマショップの商品を買い付けにネパールを訪れた時のことである。
彼女はこのネパールでの仕入れ旅行にて、携帯電話の動画で木の枝を走り回る妖精と、話しかけるUFOを撮影したという。
最初話を聞いたとき、筆者は即座に否定した。
「世の中、確かに不思議なことがあるけど、まさか、そんなことがあるわけがない」
「いや、山口さん、信じてくださいよ。この話は本当なんですよ」
力説するAさん。
「じゃあ、お母さんにAさんからお願いしてもらって、僕にも見せてくださいよ」
Aさんの話をどうしても信じることが出来なかった山口敏太郎は、Aさんの紹介でお母さんの携帯で動画を確認した。すると、映像内には確かに、木々の枝を走りまわる小さな人影が写り込んでいた。さらに、光り輝くUFOも確かに撮影されていた。
唖然としながらその画像をしばし眺めていると、UFOはロボットっぽい機械音で
「ちょっと〜、見て〜!」
こう話しかけていたのだ。
この映像は筆者だけでなく、同行した筆者の細君も確認している。なんとこのUFOは、ネパールで撮影したにもかかわらず「日本語」で話しかけてきたのだ。世界には不可思議な現象が数多く存在している。
UFOの目撃例が多発している現在、宇宙人に話しかけられる目撃者が増えるのも遠 い未来ではないかもしれない。この動画はいやはや驚いた。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)