世界中のどこかで日々目撃されているUFO。スタンダードな円盤や発光体からこれまでに類をみない奇妙な形状をしているものまで、時には目撃証言だけではなく写真や動画に記録されることもしばしばだ。
そんなUFOの目撃例を国別で見ていくとアメリカから他の国よりも多く目撃証言が寄せられているとする結果が出た。
では、アメリカ国内ではどこで一番UFOが目撃されているのか。
UFOに関する書籍「UFO Sightings Desk Reference」の著者は、アメリカで世界中から寄せられるUFO目撃証言データを集積しているサイトの相互UFOネットワーク(MUFON)と国家UFO報告センターに提出された12万件以上のUFO観測結果を分析。その結果、カリフォルニア州が他の州よりも群を抜いて多くUFOの目撃証言が寄せられていると判明したのだ。
2001年から2015年の間、カリフォルニア州では実に1万6000回の目撃例が存在したという。
この本の共著者シェリル・コスタ(Cheryl Costa)氏は「UFOは米国のすべての郡で目撃されており、どこであれ過去15年間に少なくとも1回は目撃されている」と述べる。
カリフォルニア州内では、サンタクララ郡が569件の報告で最も多く見られ、アラメダ郡が518件で2位となりました.3位はサンフランシスコで327回目撃されている。
また、目撃者の大半は自分が見たものは間違いなくUFOであると考えており、非常に誠実に質問にも答えていたという。勿論、中には何らかの物を誤認した可能性もあるが、それを考慮しても1日に数件は目撃証言が出ていることになる。
カリフォルニア州で一番目撃されている理由は不明であるが、コスタ氏はカリフォルニア州の温暖な気候が人を屋外に誘うため、空を見上げる機会が他の州より多くなってUFOを目撃する機会ができたのではないかと考えているそうだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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