穢れを流すパワースポット 伊勢神宮を流れる川「五十鈴川」

 伊勢神宮の西側には五十鈴川という川が流れている。

 この川は、伊勢神宮を訪れる参拝者の禊ぎ場となっており、現在でも御手洗場ば五十鈴川の水を使っている。五十鈴川の水は非常に綺麗で、晴天の日は御手洗場で手を洗うだけではなく口も濯ぐことを勧められている。

 五十鈴川は倭姫命が御裳の裾についた汚れを濯いだという伝説が残されており、御裳濯川という別称を持っている。倭姫命とは、伊勢に天照大神を祀った皇女であり伊勢神宮の内宮を創建したお方だ。創建された人が身の汚れを落としたといわれる場所であれば、これほど「御手洗場」に相応しい場所はない。また、何らかの汚れを落とす力があると考えられるだろう。




 現在はいくつか入口があるのだが、元々は伊勢神宮の神域に入るためには五十鈴川に架かる宇治橋を必ず渡らなければならなかった。俗世と神域を分ける清流は、人々の目に神聖な川と映ったことであろう。それを示すように、五十鈴川は数多くの詩人によって和歌を唄われている。

 現在の世を生きていると様々な汚れを背負うことになるだろう。汚れを背負いすぎて心を病む人も増えてきている。そんな時は五十鈴川を訪れてみては如何だろうか。きっと聖なる水が心身を蝕んでいる汚れを濯いでくれることであろう。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像は『伊勢神宮』HPより




 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る