学校の怪談で、夜などの生徒も先生もいないはずの時間帯に教室で一人生徒が椅子に座っている。
警備員や夜勤の先生が声をかけようとすると、その生徒は消えてしまい、過去に亡くなった生徒とそっくりだったと解る…というものがある。学校の怪談としては定番だが、まさにその怪談そのものの光景がカメラに捉えられてしまったのである。
先週、イギリスは北ヨークシャー州ソーナビーにあるストックトン・リバーサイド大学にて衝撃の動画が撮影された。
教室に並ぶ席の一つに、半透明の黒いものが存在している。そのシルエットは、机の上のパソコンに向かう人のようだ。この影は大学のスタッフが発見し、騒ぎを聞き付けてやって来た数多くの学生や教師らに目撃されている。
だが、この影については幽霊ではないという意見も出てきている。
同大学のゲームデザイン講師、Paul Ableyは報道に対し、「それは別の教室にいた人の影が反射したものではないか」と語っている。パソコンが置いてある該当の教室には窓があり、パーテーションで区切られている。
まったく別角度にいた人の影が投影と反射を繰り返した結果、透明なパーテーションに半透明な影が映って幽霊のように見えてしまったのではないか、とのことだ。
この映像は大学のFacebookに上げられ、「幽霊の姿が映っている!」と話題になった。視聴者や大学生らの中には影ではなく本当の幽霊ではないかと信じてしまっている人もいるが、正体が解っている大学関係者らはこれらの反応を楽しんでいるとのことだ。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
関連動画
Is this a ghost sitting in front of a computer in an empty college classroom?