未確認生物の御三家と言えば、ネッシー、ヒバゴン、つちのこであった。しかし、ニューカマーはどの世界にもいる。

 UMA界も日々新人たちが明日の人気者を目指し出現してくる。今、世界的に人気なのはチュパカブラやスカイフィッシュだが、他にも新手の人気キャラは続出している。砂漠の巨大ミミズ・サンドウォームはゲームで知名度の上がったUMAだが、実際に砂漠の地中に棲み人を襲うとされている。




 また今は東南アジアがUMA的には熱い。インドネシアの「オランペンデク」はその代表である。スマトラ島の中央部に位置するクリンチの密林には、二足歩行の類人猿がいるという。150cmと類人猿UMAとしては小粒だが、全身が毛に覆われ、目撃事例も多い。現実に調査チームが入り、体毛と足跡を採取しており、存在の可能性が最も高いUMAである。インドネシアは、他にも未知生物生存の可能性がある。2005年7月にインドネシア政府はカリマンタン島でのアブラヤシ大規模栽培計画を発表したのだが、これに対し、WWF(世界自然保護基金)は、数年前から現地の野生動物の生態調査の為に、監視カメラを設置し撮影した一連の調査結果を発表した。なんと、そのカメラの映像に謎の肉食獣の姿がとらえられていたのだ。2005年12月6日のWWFの発表によると、この未知の肉食獣は、猫ほどの大きさで、全くの新種かテンないしジャコウネコの新亜種ではないかとの事である。

 なお余談だが、このインドネシアで目撃されたUMAと言えば、古いデータでは「オラン・イカン」というものがある。これは海の人という意味であり、半分人間、もう半分は魚類という半魚人である。これは当時、インドネシアに駐在した日本の軍人が2度に渡って目撃しており、確かな目撃霊として記録されている。

 またオランペンデクとの関連が指摘されるのがマレーシアの巨人である。2005年11月マレーシア・ジョホール州の密林で、養魚場従業員が人間酷似した全身を毛に覆われた謎の類人猿3体を目撃したという事件が勃発した。一説には3mの身長で足跡が50cmもあったとされており、その巨大さは類人猿系UMAの中でも巨大な部類に入る。現地では「出っ歯の幽霊」が密林には出るという伝説があり、今回のUMAをさしている可能性が高いという。当然、マレーシアの観光当局は、類人猿ツアーなどによる観光客誘致に使えるのではないかと期待しているという。




 忘れてはならないのが、パプア・ニューギニアで発見された現代版「ロスト・ワールド」である。「ロスト・ワールド」とは小説で語られた太古の自然環境が残る秘境の事だが、2006年2月米国の環境保護団体コンサベーション・インターナショナル(CI)などから成る探検チームにより、現実に「ロスト・ワールド」が発見されたのだ。パプアニューギニアの西部・インドネシア・パプア州にて、人跡未踏の森林が100万ヘクタール以上も広がる広大な秘境が発見された。同所では、ゴクラクチョウの新種やゴクラクチョウの亜種などが確認され、鳥やカエル20種、蝶の4種など25種類もの新種の動物が発見されたのだ。まさに「ロスト・ワールド」の名に相応しい。

 このパプアニューギニアはなかなか侮れない。2004年にはなんと恐竜が目撃されているのだ。パプアニューギニアのラバウル近郊の密林に出没するらしく、既に犬が3匹犠牲になっているらしい。全長約3メートル、皮膚は灰色、頭は犬、尾はワニに似ているおり、地元の議員も証言している。武装した地元の住民や警察から成る探検隊が組織されたというが、結末はどうなったのであろうか。この事件は筆者がパプア・ニューギニアの大使館に取材したが、大使館はそんな事件はないと完全否定した。最もそのとおりであろう。幾らパプア・ニューギニアでも限界がある。【後編に続く】

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像©写真素材足成





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