上の写真は、イングランドはヨークシャー州のドンカスターに存在するとあるバンガローで撮影されたものだ。窓ガラスにくっきりと、ゆったりとした服を身につけたような白い影がクッキリと写っている。
この写真は前述のバンガローにて、イギリスの民間の超常現象研究家が撮影したという。このバンガローの持ち主は、以前から度々バンガローにて怪しい人影を見たり、ラップ音などの怪現象を体験。気味が悪くなったので心霊研究家に調査に来てもらうことにしたらしい。
心霊研究家のチームがバンガローの周囲を調査していた時、窓ガラスに人の影が写ったように見えた。てっきり隣の家の人影が写り込んだのかと思ったが、格好も古めかしく現代の人間のように思えなかったため、彼らは手にしていたカメラで撮影を試みた。問題の人影は10~15分ほどして消えてしまったが、カメラにはしっかりと捉えられていた。
写真の人影を見た心霊研究家はその格好から1800年代後半の女性ではないかと推測。便宜的にアニーと名前を付け、過去にこの地に住んでいた女性のものではないかと考えているという。
なお、この写真に関しては異論も出てきている。心霊写真にしては珍しく、絵のようにもみえるため、窓に衝突した鳥が残した痕跡が、光の加減で人の姿のように浮き出て見えたのではないかとする説等が出てきている。だが、心霊研究家らはフェイクや何らかの加工を施した写真ではないと答えている。
果たして、この写真に写ってしまったものは何だったのだろうか。心霊研究家らは、さらなる調査を行う必要があると述べている。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)