ライオンの体に人の顔、猛毒の尾を持つ怪物「マンティコア」

獣の体に人の顔をしている怪物は多い。

中でも古くから語り継がれてきたのは人の顔に獅子の体、毒針のある尾を持つマンティコアだ。古代ギリシャの哲学者アリストテレスも著作で以下のように説明している。




それによれば、マンティコアはインドに生息しているライオンに似た猛獣である。なお体は赤く、目は青色ないしは灰色である。しかし顔と耳は人間で、 上顎と下顎のそれぞれに3列の歯並びを備えていたという。

また蠍のような尾を持ち、先端はトゲで覆われている。このトゲには毒があり、トゲで傷つけられた生物は毒が回って動けなくなってしまう。そのため、首尾よくマンティコアを捕らえる事に成功した場合は、即座に尾を打ちすえて毒針を折る必要があるという。

また、マンティコアは笛とトランペットを合わせたような鳴き声を上げ、野蛮で人を食う獰猛な生物だとされている。




さて、このマンティコアについてジョン・アシュトン氏は過去のマンティコアに関する記述を引用紹介しながら、その正体についてある可能性を述べている。それはマンティコアの正体がただのハイエナであるというものだ。

ハイエナは獰猛な事に加え、人が含み笑いをするような鳴き声を上げる事があるため、 人の顔をした狂暴な生物マンティコアが産み出されたのではないだろうか。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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