この度アメリカはワシントン州にて、なんと未確認生物のサスカッチをワシントン州「公式の秘密事項」と認定する内容の新しい法案が制定された。
サスカッチはアメリカの山中や森林に住むとされているビッグフットの別名だ。オックスフォード辞書によって “存在または生存が争われているか、または証明されていない動物”として解説されている。
そんなビッグフットまたはフォレストイエティとも呼ばれるサスカッチの正式な地位はどのようなものなのか、という一般市民の質問を受けて、アンリバーズ共和党上院議員が前述の法案を提案し、今週導入されたのである。なお、この質問を投げかけたのは地元の子供であった。
それによると、ワシントン州はアメリカの中でもビッグフットに関する目撃証言や研究の報告が特に活発な州であるという。
それらを鑑みた結果、サスカッチの「ワシントン州における文化遺産と生態系への計り知れない貢献」と「サスカッチの遺産を保存することの重要性」を示すtate Bill 5816が成立することになったのだ。
いわば未確認生物の存在を州が認めた形になるこの法案に、アメリカの未確認生物研究家らは「この法案のお陰で多くの人々がさらにサスカッチに興味・ 関心を持つようになるだろう」と好意的に受け止めている。
このように未確認生物の存在を公的に認める事は悪ふざけととられることもあるが、話題となって地域活性に繋がることもある。イギリスのネス湖のネッシーや日本のヒバゴンの事例のように、 正体について研究されつつも地域のマスコットとして受け入れられているケースがある。
ワシントン州の法案はビッグフット研究に今後どのような効果をも たらすのだろうか。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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