昨夜TBS系列で放送された『世界がビビる夜』、その反響が大きい。同番組のレギュラーである筆者こと山口敏太郎も出演した。
二年前に滋賀県でトライしたツチノコ探検のリベンジが新潟県糸魚川市で敢行され、前回に続き、筆者も現地の探検隊に加わった。
糸魚川市でツチノコ町おこしをしている方々はかなり熱く、毎年賞金一億円をかけて探検をやっており、今年は『世界がビビる夜』と町おこしイベントが合体した形で徹底捜査が行われた。
筆者は会津の心霊スポット取材で体調が悪化し寝込んだ二週間の直後であり、かなり太ってしまい、体調も悪く左足の親指の生爪を剥がす怪我を負うなどガチできつい探検であった。
二日間に渡る結果、不可解な動画が撮影され、探検隊一同、頭をひねる結果となった。
収録中と収録後、實吉先生と話したがモスマンの鳴き声、動画、ツチノコの動画に関しては以下のような結論だった。
まず、モスマンに関しては二人とも一致しており、声も動画も正体はピューマではないかと思われる。動画で光る藻玉はビューマの目であり、上昇したのは木の上に登っただけではないか。鳴き声に関しては言うまでもない。
また、ピューマはポイントプレザントにいないとされているが、逃げ出したペットが自然繁殖したテレポートアニマルとして、少数のピューマは野生化しているようだ。
さらにツチノコ探検で撮影された動画だが、肉を食いちぎっていることから、蛇ではないことは見解が一致した。
あとは正体だが、何度もスローで動画を見たが實吉先生も筆者もわからなかった。
該当の生物はピョンピョン跳ねて、罠に飛び込み餌を食いちぎりながら、飛ぶように逃げている。
筆者の現段階での推理としては、ジャンプ力と滑空力に長けたネズミの亜種ではないだろうか。仮に『飛びネズミ』と名付けるが、罠がやや下方に向いているため空を飛ぶように滑空が可能だったのではないだろうか。しかも、滑空状態の時は手足を体につけて飛ぶのではないだろうか。
どちらにしろ、ツチノコとの対決は次回に持ち越しした形である。いやはや不思議な生態の野生動物の動画だ。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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