こちらはスペインはグラナダの市庁舎にて撮影された写真だ。
既に夜間で業務が終了して電気が落とされているため、画面はかなり暗くノイズも交じっている。だが、そんな暗い廊下の真ん中に、白く小柄な人影がぼんやりと写っている事が見てとれる。
人影は白く広がったスカートを着ているように見える。手足は細く、また髪をまとめてアップにしているようだ。よく見ると、うっすらと顔の表情も判るようだ。
この写真は夜遅くに市庁舎内で勤務していたスタッフによって撮影されたものとみられている。
手前のウォータークーラーやキャビネット、奥のロッカーや扉などと比較してもハッキリと写ってしまっているため、少女の幽霊が市庁舎に出現したとしてスペイン国内で話題になったのだ。
しかし、当局の人物はこの「少女の幽霊」 をあくまで光のいたずらによってこのように写ってしまっただけであると語っており、また市長も幽霊や心霊現象の存在を否定するコメントを発している。
だが地元の人々はそんな説明に納得は出来ないとして不満を漏らしており、専門の機関に映像データを解析して貰うべきだと主張する声も市民から挙がっているという。
果たして、この影の正体が明らかになる日は来るのだろうか。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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