以前アトラスで、2017年に世界が終わりを迎えるという旧約聖書『ダニエル書』の予言について報告した。だが、2017年に関する予言は他にも存在している。特に日本では地震や火山活動が活発になり、災害が起きるという予言が他方からなされているのだ。
アメリカのサイキック、ジョセフ・ティテル氏は、2017年の3月までに高知県の近くで大規模な地震が起き、津波が発生すると予言している。この地震が起きるとされている位置が、所謂南海トラフ地震の地域に合致している。また、2016年も熊本や鳥取など、広範囲で大規模な地震が発生している。そのため、2017年に南海トラフ地震が発生するという予言もあながち軽視してはならないのではないか、と考えられている。
地震に関しては研究者の方からも予測がなされており、地震予知を研究している琉球大学名誉教授の木村政昭氏によれば、2017年には伊豆諸島沖でM8.5の地震が、また産業技術総合研究所の宍倉氏及び地球物理学研究所地震研究室(ロシア科学アカデミー極東支部海洋地質)の室長イヴァン・チホノフ氏が2017年2月にかけて北海道東方沖で大規模な地震が起きる可能性を予想している。
2017年は大規模な地震に関する予言が複数なされている訳だが、いずれも3月までに起きるとされている共通点がある。また、特に南海トラフ地震に関しては特に東日本大震災以降は毎年のように「起きる」と予言されている側面もある。
予言や予測を信じ込んでしまうのは危険だが、備えあれば憂いなし。いつ災害が起きても大丈夫なように、心構えと準備を常に十分に行っておくのが重要なのではないだろうか。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)