それは、1本の電話から始まった……。
電話の主は、筆者の十年来の友人でもあるT嬢(仮名)である。開口一番に彼女は「平山さん!凄い写真を撮ったのよ!木の葉型のUFOが存在してるのよ!地球は植物星人に侵略されちゃうんじゃないかしら!?」
よっぽど興奮していたのか、彼女の言うことは支離滅裂で、最初は何を言ってるのか、筆者には全く理解出来なかった。そこで筆者は、「Tちゃん!とにかく落ち着いて!何があったのか、順番に話してくれないか?」と、興奮する彼女をなだめて、話を聞き出すことに成功した。
彼女の言によれば、散歩してる時に木の葉のような物体が、空中を浮遊していたのだと言う。
その木の葉型の未確認飛行物体は、彼女の眼前で、しばらく中空停止をしたそうだ。未知なる遭遇に当初はパニクっていたT嬢だが、冷静を取り戻し、停止中の物体を携帯で撮影したとのことだ。
撮影直後、物体は物凄いスピードで、彼女の前から飛び立ってしまったそうだ。
T嬢が、今回撮影に成功した中空停止状態の木の葉型の未確認飛行物体の写真が、上のものである。
写真から判断するに、糸で吊るしていたり、風で舞う木の葉を撮影したような物には見えず、確かに、彼女の証言通りに、木の葉型の物体が、空中でピッタリと静止してると思える写真だ。
未確認飛行物体には、アダムスキー型、球型、ラミエル型など様々な種類が、世界各地で目撃されてるが、今回のような木の葉型のUFOは、前代未聞ではないだろうか?
筆者もT嬢とは、長い付き合いなので、彼女が嘘を言ってるように思えない。少なくとも、彼女自身は、本当に木の葉型の未確認飛行物体を目撃していたのだろう。
それでは、この物体の正体は何なのだろうか?筆者は、彼女の証言と、写真を元に2つの仮説を立ててみた。
仮説その1…何らかの自然現象で、木の葉が、空中に浮かんでるように見えた。その後、突風により、木の葉は吹き飛ばされ、彼女の目には高速で飛び去ったように見えた。
仮説その2…彼女の証言通り、飛行物体は、木の葉に偽装したUFOだった。そして、内部には宇宙人が搭乗していた。
彼らの宇宙船のサイズから察するに、相当小型の宇宙人と推察されるが、木の葉型のUFOで、人間社会に溶け込んでいる手腕から察するに、非常に高い科学力と知能を持っていると思われる。
ちなみに、この写真が撮影されたのは、埼玉県の某市とのことだそうだ。埼玉県在中の読者の方は、もしかしたら、同様の未確認飛行物体を遭遇するかもしれない!?
筆者も、この木の葉型UFOについては、引き続き調査したいので、もしも目撃された方は、情報をご提供頂ければ幸いである。
(サブカルライター:平山賢司)