妖怪・幽霊

関東最恐の心霊スポット!? 神流湖

関東在住の人間なら必ず噂に聞いた事があるだろう。

関西など、別の地域在住の人でも、心霊スポットなどに興味があるのならば聞いた事があるかも知れない。ここはとにかく幽霊に関する噂が絶えず、人によっては「関東最恐」とも言うぐらい恐ろしい場所とされているのだ。

神流湖は昭和44年にダムが建設された事によって出来た人造の湖である。




ちなみに神流湖のそこには一つの集落310世帯がそっくりそのまま沈んでいる。
水没集落は他のダム湖などでもよくある事だが、とにかく神流湖の近辺には他の場所では見られないほど『慰霊碑』の類が非常に多い。

まず、神流湖に至るまでのトンネル付近に太平洋戦争で亡くなった戦没者の霊を慰める供養塔が、ダム近辺には建設工事の際に亡くなった方々の供養のために建てられた慰霊碑がある。

ちなみに神流湖でよく目撃される幽霊の姿に作業着を着ている、というものがあるのだが、やはり建設途中の不慮の事故で亡くなった人の霊が今もさ迷っているのだろうか。

他にも湖の側には神社があるのだが、ここのすぐ脇には『水没之碑』が建っている。

噂でここに出る、とされているのはダム湖に飛び降り、入水した自殺者の霊や建設時に亡くなった人の霊、他にも水没集落のお墓にいる人がさまよい出てくる、などの話も聞こえてきている。

一説には「ここに来れば必ず幽霊が見えるか、怪現象に合う」とされている神流湖。山口敏太郎事務所では、この神流湖で撮影されたある写真を入手した。

こちらの人物は友人等と何の気無しに神流湖に出向き、ふざけてポーズを取って記念撮影をしたのだが、見事に写真にはオーブと言われる心霊写真につきものの物体が写り込んでいる。




勿論撮影時には雨が降っていたり、虫が飛んでいる、埃っぽかったなどの条件が一切無かった事を付け加えておく。

おまけに、背後の岩には偶然か霊体なのか、奇妙な大きい顔が浮かんでいるように見える。なお、残り2枚のうち1枚は、自殺者が多い事で有名なある橋の側にある小さな祠の中を写したものだ。

ちなみに彼はこの後、湖に引きこまれたかのように落ちかけてしまい、気味が悪くなってすぐさまダムから引き上げた所、自損事故を起こしてしまったという。曰くのある所や心霊写真が撮れてしまうと、何かしらの触りがあると言うが、果たして?