誰もいなかったはずなのに、不気味な黒い手形が白い壁についている。しかもそのサイズは子供のものなのに、子供ではつけられないような高い位置にまで続いている…。そんなホラー映画のワンシーンにありそうな体験を実際にした家族が存在した。
こちらはスコットランド在住の女性が撮影したもの。幼い娘の寝室の壁に不気味な黒い手形がついていたと言うのだが、この時彼女の子供たちは夫と共に遠隔地の親戚の家へ行っており、このようないたずらができる人物や手形が該当するような人物は誰も家にいなかったというのだ。
この黒い手形は埃や煤のようなものでつけられており、手形が現れた娘の部屋をはじめ頻繁に掃除もされていたため、どうやって着けたのか解らないものとなっている。
この手形をつけた主について、彼女ら家族には心当たりがあるという。
この家には10代頃の若い女性や男子の霊がいるというのだ。彼女の知人や幼い子供たちが家のあちこちで不気味な姿を見ているという。
彼女の子供は、階段の上から覗く髪の長い女性を見たと証言しているし、彼女自身も夜中に金縛りになったかと思うと重いものが上に乗ってきた、という体験をしている。
果たして、この手形の主は家に出る幽霊だったのか。そうだとしたら、何を伝えようとしているのか。一家は不安を抱えつつも経緯を見守る予定だという。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)