11月21日放送の「マツコの知らない世界」でマツコ・デラックスが語ったところによる「申年」は芸能界にとって良くないことが起こる干支で、今年2016年は「60年に一度の申年」ということであったという。
番組では、なぜ申年かなぜ危険なのか、また60年に一度の申年について触れられることなく終わってしまったので本ATLASが独自で上記の2点について考察することにした。
まず、前回の干支である2004年、芸能界に何があったのかというと「ザ・ドリフターズのいかりや長介死去」「マーロン・ブランド死去」「島田紳助の吉本マネージャー暴行事件」など。またその前の申年、1992年だと「尾崎豊死去」「チェッカーズ解散」などはあるが2016年と比べて良くない年だったかというと若干の違和感は残る。
なお、マツコ・デラックスが指摘していた「60年に一度の申年」は恐らく丙申(ひのえさる)についての言及と思われる。
丙申にあたる年は、「革命の年」「大変革の年」と呼ばれ時代のターニングポイントになる年となり、1956年は「神武景気」と呼ばれ「もはや戦後ではない」をスローガンに戦後復興の完了が宣言された年である。また、さらに60年前の1896年は日清戦争の勝利によって日本が世界有数の強豪国となった時代である。
今年、2016年が本当に「革命の年」「大変革の年」だったのかは後の歴史が証明することになるが、非常に興味深い事実と言える。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)