【妖怪ウォッチ研究序説】「ムリカベ」のモデル「ぬりかべ」は、実は意外な姿だった!?

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

「何をお願いしても『ム〜リ〜』」と言って拒否するカベ妖怪」ことムリカベ。

外見も時代劇に出てくる倉のカベに顔と手足がついた姿をしている。とりつかれると何でもお断りしてしまうようになるが、バトルでは必殺技「がっちりガード」で自身の「まもり」を上げながら敵の攻撃を一心に集めるなど、序盤からパーティーの守りの要になってくれる。

ウラナ

特に2で出た新要素「妖怪ウォッチバスターズ」の多人数プレイでは、パーティーに一人はいると安心感のある盾要員「タンク」役として活躍してくれるだろう。

このムリカベのモデルになった妖怪は、言わずとしれた塗り壁だ。夜道を歩く人の前に現れ、何もないのにそこに壁があるようになって、先へ進めなくなる……という現象を起こさせる妖怪だ。ちなみに、この時にあわてることなく自分の前方の足下を棒などで払ってやると消える、とも言われている。




塗り壁はゲゲゲの鬼太郎など、有名なマンガやアニメでも登場したので知っている人も多いだろう。知名度の高い妖怪だが、実は福岡県の一地域で語り伝えられていた妖怪である。本来の姿は見えないが、名前のごとく壁のような姿で描かれるのがほとんどだ。

しかし、近年になって江戸時代の絵巻物には全身が白く、大きな三つの眼を持つ鼻の短い象のような姿で描かれていることが判明した。

もしかすると、ムリカベの体の中にもこのような不思議な生き物が住んで操っているのかもしれない?

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)




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