【スタジオジブリ都市伝説】「崖の上のポニョ」に関連する逸聞

アニメや漫画は人間のイメジネーションを刺激するものであり、噂や都市伝説が生まれやすい。

 金融相場好きの間で囁かれている都市伝説がある。「ジブリ作品が地上波で放映されると、為替は荒れる」というものである。単なる偶然とおもいきや、放映される日に平均の2倍以上動いた日もあったとう。

 実はこれには論理的な説明が可能だ。ジブリ作品が放送されるのは月初に集中しており、夜9時からの「金曜ロードショー」(日本テレビ系列)が多い。つまり、世界経済に大きな影響を与えるとされている毎月第1金曜日の米国雇用統計発表と重なっているのだ。

 つまり、ジブリで経済が動いたわけではない。

 あと筆者のような作家や芸能人がコラムやテレビ番組で語ることで広がる都市伝説も多い。また、筆者のコラムが都市伝説を生んだ事もあったようだ。




 2008年10月、とあるコラムにて筆者は、

 ”まずポニョの父・フジモト。彼は人間を捨て、魔法を操る海の住人となった。フジモトは、ポニョが人間社会の醜い部分に染ることを嫌悪している。また、フジモトのキャラデザイン、乗り物、海中の家、全てが手塚治虫チックだ。つまり、このフジモトは宮崎監督の手塚治虫へのリスペクトの反映ではないだろうか。(中略)

 そのフジモトが作った結界を破り、外に飛び出たのがポニョであり、宮崎駿であった。宮崎駿は先人・手塚のようにロマンチックなものを魔法=アニメには求めなかった。「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」のようにリアルな人間の性(さが)を描写することも厭わなかった。宮崎駿、つまりポニョの偉大なる冒険であったのだ。

 さらに、明らかに海を越えてやってくる白人と思えるポニョの母親は、ディズニーではないだろうか。フジモトの、妻に対する「あの人」という呼称には、明らかに憧れがこもっている。手塚治が生前、ディズニーに憧れを持っていたのは事実だし、ディズニーは人魚姫という作品をを制作している。つまり、ポニョの父・フジモトは、手塚治虫であり、ポニョの母である人魚は、ディズニーなのだ。”

 と書いたのだが、これが裏設定ではないかと未だに多方で流布されている。

 勿論これは作家・山口敏太郎の深読みでしかないのだが、筆者の予期しない所で広まってしまったようだ。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『崖の上のポニョ [DVD]』ジャケット写真より

 

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