2007年、アメリカからブラジルのバイーア州に観光のために訪れた少女が謎の怪人UMAを目撃、撮影に成功した。
場所はブラジル北東部、サルヴァトール市内ポルト・セグーロの山中。彼女が森林浴を楽しんでいた所、眼下の水辺に黒い何かが動いたのが見えたため、とっさに手にしていたカメラで撮影したところ、画像のような奇怪な怪物が写っていたのである。
膝から下が水面下に入っているため、足下は解らないが成人男性ほどの大きさであった。全体的にがっしりした体格で、肌は黒光りしていた(もしかすると川の泥が全身に付着していたのかも知れない)。そして、頭には大きな二本の角のようなものが生えていた。その怪人物は、手に魚らしきものを抱えていたが、少女の気配に気が付いたのかすぐに姿を消したという。
外見だけであれば、日本の鬼のようにも見えるこの怪生物の写真は大きな話題を呼んだ。
今までの人型UMAとは一線を画し、より人間に近い姿をした怪物の出現に、現地には怪物を一目見ようと多くの観光客が訪れた。しかし、この怪人UMAが再度目撃されたという話は聞かない。
怪人UMAといえば、アメリカのゴートマンやピッグマンのように半人半獣の姿をしているものが殆どだ。
バイーア・ビーストはかなり珍しい外見で、しかも捕食しているように見えるワンシーンを捉えたものとして未確認生物の研究家から注目を集めた。しかし、一方で続報が全くなく、現地に同様の怪物の目撃証言や伝説なども存在しないことから、背後に仕掛け人の存在するフェイク画像だったのではないかとも見られている。
今年はリオデジャネイロでオリンピックが開催されるため、この地にも多くの人が訪れると見られている。果たしてバイーア・ビーストは再び姿を現してくれるのだろうか?
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ
参考動画
(وحش باهيا) قصة صورة Bahia Beast