【妖怪ウォッチ研究序説】君の近くの神社にもいるかも?「狛犬」と「コマさん&コマじろう」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

風呂敷包みを背中にしょって、田舎の神社(方言からおそらく岡山県の田舎にあった?)から都会へ引っ越してきた狛犬の兄弟がコマさん&コマじろうだ。




神社の鳥居の前にあることでおなじみの狛犬だが、本来の狛犬はかなり強面なので、プリチーな見た目のコマさん兄弟とはかなり差があるように感じるかもしれない。

そもそも狛犬は古代インドで仏様を守る存在として、一対のライオンの像が置かれていたことに由来する。その文化が中国を経由して日本に伝わった際に、小柄な獅子の像を犬と勘違いしたことが始まりだという。

なお、狛犬をよく見ると片方に角が生えていることがわかる。本来の狛犬こと高麗犬はこちら一方のみを指し、角のない方は唐獅子と呼ばれている。ちなみに「高麗」も「唐」も「日本ではない、海を越えた外国」を意味する単語だ。

一説によれば狛犬の名前は魔除けを意味する「拒魔犬」が転じたものだと考えられている。




コマさんとコマじろうは共にスキル「あ」「うん」を持ち、二匹揃えてバトルに出すと互いのスキルで能力を上げてくる。

実際の狛犬も片方が口を開けた「阿形」、もう片方が口を閉じた「吽形」の姿で設置されていることが多い。

神社に行ったときは狛犬の形に注目して、どっちがコマさんでどっちがコマじろうが見分けてみるのも面白いかもしれない。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)

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