10月28日、ノーベル文学賞受賞のシンガー・ソングライターのボブ・ディランが英紙デーリー・テレグラフのインタビュー中に自身のノーベル文学賞受賞についてはじめて感想を語り「素晴らしいことだ」と感想を語ったという。
ボブ・ディランは10月13日の授賞以来、なぜか沈黙を貫いておりノーベル賞の運営陣のアプローチにも返答をしていなかった。12月10日に行われる授賞式には「できることなら行く」と返答しているという。
今回の報道で少なくともボブ・ディランは自身が「ノーベル賞を授賞した」ことは理解しているほか、授賞式の存在も認識していることがわかった。
これらの発言が「受賞を喜んでいる」かどうかは非常に曖昧なところではあるが、とりあえず文学賞については「喜んで頂戴する」のではないかとされている。
しかし、ファンの一部には「そのまま突っぱねて欲しかった」「ガッカリした」という意見のほか「返事すらしないのは非常識ではないのか?」と議論されてきた。
さらに今回の騒動ではボブ・ディランにまつわる「陰謀論」のようなものも大量に囁かれている。
今回のインタビューがあまりに他人行儀なことから「替え玉のボブ・ディランが答えている」という複数人説。
また、返答が遅かったことについては「ボブ・ディランの周囲には別の時空が流れている」という時空人説、また「行けたら行く」という発言が関西人っぽいということから「関西人説」まで流れている始末である。
また「ボブ・ディランというなぞ最初から存在しない。だから返答できない」というどう表現すればいいのかわからないアホな説も流れている。
(文:ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)