お茶の間の我々を楽しませ、怖がらせてくれるオカルト特番や心霊・怪奇特番。ある程度は演出が入るので眉につばを付けながら、ネタはネタとして楽しむ物であるが、時にスタジオで実際に心霊現象が確認され、放送されてしまうこともままある。
例えば実際に怪異の起きた現場に調査に行ったVTRの後や、出演者が実体験に基づく怪談を披露した所、スタジオのセットに異変が起きたというものなどだ。
その多くはあくまでセットの一部が揺れたり壊れたりというような心霊現象としては比較的軽微なものになるが、中には実際に幽霊の姿が捉えられてしまった!?というものも存在しているのだ。
こちらは先日、メキシコのTV番組にて撮影されたものである。
生放送形式の朝の情報番組「セール・エル・ソル」にて、霊能者をゲストに呼んで怪奇現象に関するコメントを聞いていた時であった。司会やアナウンサー、何人かのコメンテーターが椅子に座っているのだが、白い服を着た女性の背後が急にぐにゃりと歪み、透明な人型が前に進み出たような瞬間がカメラに映ってしまったのである。
一部の出演者が何かに気が付いたが、その後も番組は進行していく。すると透明な人影が出た近くに吊ってあった飾りが一つだけ、風もないのに回転を始める。ここで初めて出演者らも異変に気が付き、動揺を見せるのだ。
果たして、この動画に映ってしまった物は何だったのだろうか?
一見セットから何か大きな物が落ちたかのようにも見えるが、あれだけ大きな物が動いた場合普通は気付くはずなので、やはり幽霊だったのではないかとする見方が有力だ。
この様子は生中継で放送されていたため、一部始終を見ていた視聴者から「幽霊が出た!」と沢山の電話がかかってきたという。
TVに異変が映ることはあれど、ここまではっきりと幽霊らしき物の姿が映り込むのは珍しいため、心霊研究家や霊能者らが注目する動画になっているという。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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