予言

他にもあった「2016年大震災の予言」日本は大丈夫なのか!?

熊本県を震源とする地震が14日夜から15日にかけて連続して発生している。

震度7の地震は、東日本大震災以降では初めてであり、現在も余震や火山活動に注意が必要である。

大規模な災害が起きると、必ずわき起こるのが「災害が予言されていた」という話だ。

既に今回の熊本大震災も予言されていたという話が出てきているが、実は「2016年には日本で大地震が起きる」という噂が複数確認されていたのだ。

一つは、今年の6月に南海トラフ地震が起きるというもの。南海トラフ地震は以前より起きると予測されているが、ネット上ではスピリチュアル系の人物の多くが「6月に起きる危険性がある」と予言しているとして注目を集めているのだ。

2016年に日本で震災が起きるという予言は海外からも多く出てきており、アカシックレコード・リーダーのゲリー・ボーネル氏の予言はその最たるものだ(ゲリー・ボーネル氏の予言に関しては詳細記事参照)。

他にも、アメリカの霊媒師であるジョセフ・ティテル氏は、2016年の予言として「環太平洋造山帯の活動が活発になり、日本でも2回大きな地震が起きる」と述べている。その場所として新潟と高知近海を上げており、後者はまさに南海トラフの事を指しているのではないかと考えられているのだ。

なお、彼は巨大地震が2016年後半に起きるとも述べているため、より規模の大きな地震が今後起きるのではないかと恐れられているのだ。

しかし、これらは科学的な根拠に基づいたものではなく、あくまで本人の第六感を元にしたスピリチュアルな要因からきているものである。

元々日本列島は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの接点に位置しており、地質学的にみると他国に比べて地震の多い国となる。世界中で起きた大きな地震の20%は日本で起きているため、地震が起きる国の予言として日本をあげておけば、その震度の大きさに関係なく必ず的中する、と言い換える事もできるのだ。

地震を初めとする災害はいつ起こるか解らない。だからこそ、こういった噂やデマに踊らされず、むしろ予言や噂通りに起きてしまっても大丈夫なように、普段から災害に対する対策を行っておくべきなのではないだろうか。