現在、アメリカでは子供を中心に「不気味なピエロ」の目撃が相次ぎ街を恐怖に落としいれているという。
アメリカでは先日、ATLASでも報じた「キラー・クラウン」の再来説、「バネ足ジャック」のような怪人説、はたまたハロウィンシーズンを利用したただの変質者なのか不明だが、子供が異様に怖がってしまい、オハイオ州では学校が休校になり、連邦捜査局(FBI)が出動する騒動に発展。
その影響でマクドナルドのイメージキャラクター・ピエロの「ドナルド」(*正式名は英語でロナウド、日本ではドナルド)に出演規制がかかってしまう事態となってしまったという。
さて、ドナルド・マクドナルドは世界で最も有名なピエロキャラクターといっても過言ではないが、実は最初期の頃のドナルドは実はピエロではなかったのをご存知だろうか。
以下の写真は1963年にアメリカで撮影されたとされる「ドナルド」の写真である。
頭にトレーを乗せ、鼻には紙コップ、首には紙ナプキン、手元にはジュースとポテトが吊るされている。
その姿はピエロというよりも「マクドナルドの擬人化」であり、一見して「危ない人」というのがわかる。こりゃ子供だけじゃなく大人も怖い。
もっとも、ピエロの要素はこの時点でも明文化されており、これは中の人が本職のピエロ(道化師)および俳優のウィラード・スコット氏が演じたためとされている。
第1号はあまりピエロっぽくはないため「ピエロ恐怖症」の人も安心かと思われるが、別の意味で怖いためニ度と日の目を見ることはなさそうである。
(文:北島あいら ミステリーニュースステーションATLAS編集部)