今月の6日、イラクの運輸大臣が公式会見にて行ったある発言が世界的に注目を集めた。
南イラクのアルナシリヤにて開港した新空港の式典にて、「この地にはシュメール人によって建てられた世界最古の空港があり、彼らは70000年前から地球外に存在する惑星からきた知的生命体と交流していた」さらに、「彼らの知識や技術から宇宙に向けての空港が建造され、ここから打ち上げられた探査機によって冥王星を発見していた」とも発言したのだ。
一見荒唐無稽な話にも思えるが、世界最古の文明とも言われているシュメール文明の神話には、宇宙人の関与を思わせる内容が多く存在しているのだ。
シュメール人たちは文明は神によってもたらされたものだと信じており、彼らの主神アヌンナキは「交差する星」という意味の「ニビル」という星から降臨したと言われている。
また、シュメール人の神話や当時の様子などは彼らが残した粘土板に記されているのだが、その内容を読み説くと彼らが非常に高度な社会文明を築いており、天文学や医学の豊富な知識を持っていたことがわかる。
特に天文学の知識は現代知られている知識と比較しても遜色無く、月や惑星、日食の周期などを割り出す数式や地軸の歳差運動も把握していたという。医学面では白内障手術の方法を知っていたり、神話や伝承に現代の遺伝子工学や試験管ベビーを想起させる記述も存在しているのだという。
彼らの神話を信じるならば、これらの技術や文明は神によってもたらされたものだということになる。だとすると、やはり高度な知識や文明を持った宇宙人が降臨して知識を授けたということなのだろうか?
前述のイラク運輸大臣の発言はシュメール人の神話を紹介しただけなのだろう。しかしシュメール文明は他の文明や文化と比較しても、どのように成立したのか、どこから豊富な知識を得るに至ったのか今でも不明な点が多い文明である。
宇宙人の関与していた結論に至ってしまうのも不思議ではないかもしれない。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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