上の写真を見てほしい。
楽しげな様子の一家の様子が納められているが、その背後に奇妙な物が浮かび上がっている。
クリーム色の壁の一部の色が濃くなっており、まるでカメラの方をにらみつけるような二つの目が浮かんでいるのである。よく見ると、こめかみや額に前髪が存在している事も解る。まるで壁に目元だけが現れているような状態だ。
果たして、この目は何なのだろうか。
実はこの写真が撮影されたのはイギリスはウィルトシャー州デヴィゼスにあるベアーホテルというイギリスでも老舗のホテルであり、このホテルには昔からジョージ三世の妻シャーロット王妃の霊が出ると言われていたのだ。
1817年、シャーロット王妃は男児を死産した後に、自身も産後の肥立ちが悪く、程なくして亡くなってしまったと言われている。
その後、このホテルでは女性の姿を見たという人物や、奇妙な音が聞こえたりなどの怪現象が昔から報告されていたという。
幽霊を見というた人は、決まって「長いレースの袖口と、肩が見えスカートが大きく広がったドレス」を身につけていると証言しており、古めかしいその姿は伝わっているシャーロット王妃の姿に告示しているというのだ。
今回写真に写ってしまったこの目の主も、シャーロット王妃なのだろうか?
怪異が頻発して起きるホテルで撮影されたものだけに、正体については諸説あれど実際の幽霊が写ってしまったと現地では考えられているようだ。
あなたもこのホテルに宿泊して記念撮影をしたら、幽霊が写ってしまうかもしれない!?
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)