ワンダーウーマン、別名プリンセス・ダイアナ・オブ・テミセーラは同性愛者だった。
同名コミックの脚本ライター、及び日本でも人気のミステリー&ハードボイルド作家でもあるグレッグ・ルッカがコミックブックWEBサイト『COMICOSITY』で公式に「女性のみが住んでいる彼女の故郷(テミセーラ)は、ゲイ文化だと解釈できる」「~幸せに暮らすことが可能だろう。ロマンティックでセクシーな関係を持つことが出来るはず。そして、唯一の選択肢が女性という」と語った。
更にCOMICOSITYは、ワンダーウーマンが今までに恋をしたか、女性と性的な関係を持ったか、とルッカに質問すると、
「(コミック・アーティストの二コラ・スコット)と私がアプローチしたように、その問いにはイエスと答える。多くの理由からイエスである必要性があるから」
と語った。
近年、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)という言葉が徐々に浸透してきた感もあり、また先のリオ五輪では同性の選手同士が仲睦まじく、メディアを通じてオープンな愛情表現していたことも記憶に新しい。
コミックブックにおいてもスーパーヒーローたちが必ずしもヘテロセクシャルではない、ということがこれからの定石らしい。
ちなみに私見であるが、昔からバットマンとロビンの関係を訝しんでいたのはたぶん筆者だけではないはずだ。
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(ジュリー・楊 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)