本日、熊本県で震度7の巨大地震が発生した。
建物が崩壊したとの情報もあり、被害状況が明らかになっていないが、気象庁や地震学者も熊本はまったくノーマークであったようでハチの巣をつついたような騒ぎになっている。
確かに今回の地震には不可解な部分がある。アトラス編集部でも先ほど福岡の住民に確認したところ、福岡での体感はさほどのものではなかったというのだ。熊本で震度7ならば、近県の福岡の体感震度はもっと大きなものになっていたはずである。また、熊本の住民にも確認をとったのだが、市内のどこが崩壊したかのか、熊本市内でも情報が錯綜しており、はっきりしないという。
この地震に関して陰謀論者たちは、闇の勢力つまりイルミナティと呼ばれる戦争や災害でビジネスを展開している欧米の一部の富裕層が仕掛けた”人工地震”だと断言している。人工地震の証拠に、S波が小さく震源地のみが大きく揺れ近隣の地域では体感がないという部分があげられている。
確かに昨年秋から冬にかけて、熊本では微細な地震が数回起きており、不可解だという指摘がなされていた。しかし、だからと言ってイルミナティによる人工地震だということを流布するのは早急ではないだろうか。
もし人工地震だとしたら、あの連中と関連の深い某企業や某研究組織が熊本で何かをやったという証拠がないといけない。今の段階で不用意に人工地震説を流布するのは、余計に人心を混乱させるだけではないだろうか。
今後、熊本の地震に関する情報を広く求めていきたい。
宮川信太郎