我々の住む地球や太陽系外から遠く離れた天体からやって来ていると考えられている異星人。
目撃証言の多いものは、小柄で頭部が大きく、大きな目と貧弱な体をしたグレイ型エイリアンだろう。しかし、様々な宇宙人の目撃証言をみていくと、非常に多岐に渡っている事が解る。
目撃証言とそのスケッチや想像図だけでなく、中には宇宙人の死体(?)なども発見されている。
ブルガリアにて発見された奇妙な骨も、宇宙人の頭蓋骨ではないかといわれている。なんだか、SF映画「プレデター」に出てくる人骨マニアの殺人エイリアンにも雰囲気が似ていないこともない・・・。
2001年5月21日、ブルガリアのロドピ山脈にて村人が奇妙な骨を発見。
正体不明のものであったため、研究者や学者らのもとに送付した。問題の頭骨は顔の前部分が削れているように見えるが、頭頂部が平たく張りだし、口と思われる所に牙や穴が開いている事、両眼窩と思われる部分の間隔が非常に狭いことなどから、人間はもちろん地球上のいかなる生物とも似ていないという結論がなされた。
見た目は非常に恐ろしいが、この頭蓋骨らしき骨は非常に小さく、約15センチ程度と手のひらに収まってしまう大きさだ。重さも250グラム程度で、ここから想像される大きさも約120センチ程度と、子供ないしは非常に小柄なものだとみられている。
この宇宙人の頭蓋骨らしき骨はX線調査もされており、そのレントゲン写真からはつなぎ目などが無いこと、血管の通っていた痕が存在していることなどが確認できる。つまり、何らかの生物の物であることが判明している。
しかし骨の一部が削れていることなどもあり、これはそもそも頭蓋骨ではないのではないか、とする懐疑的な見方もある。
例えば狐や猿の腰骨や、別の生物の腰椎に形状が似ているという意見がある。
この骨に関する調査は前述のX線調査のみであり、その後他の調査が行われたという報告はない。
そこで、骨の一部からDNA鑑定をすれば最終的な結論が出るのではないか、とする意見が出た。
果たして、この奇妙な骨の正体は?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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