「盛り土」の正しい読みは「モリツチ」?「モリド」? 





東京都、江東区の豊洲市場の移転先の建物下に土壌汚染対策の「盛り土」がされていなかった問題が報じられて以降、様々な事実や憶測が飛び交っている。

豊洲市場は2016年11月から開場の予定だったが、上記の問題を受けて開場はさらに延期になることが現状では予測されている。

さてニュースメディアは、このニュースにおいて「盛り土」を「モリド」と報じているが、一部では「『盛り土』は本来『モリツチ』と読むのが正解ではないか?」という視聴者の声も多いという。




「モリド」は湯桶読み(上の字を訓として、下の字を音として読む「湯桶」(ゆトウ)からきている)であるが「鶏肉(とりニク)」「夕刊(ゆうカン)」「目線(めセン)」「手帳(てチョウ)」など既に日本語として定着しているものもあり、広辞苑によると「モリド」「モリツチ」の両方の記載があるためどちらでも正解である。

盛り土は本来、土木用語として使われる単語で、一般ではあまり使われることはないが、土木業界では「モリツチ」が非常に発音がしにくいことから、「モリド」という言葉が日常的に使われていたことが背景にある。

また、「盛り土(盛土)」の対義語には「切土(きりド)」という斜面を切り取って低くし、平坦な地表を作るという言葉もあるために、違和感はあるがやはり「モリド」のほうがふさわしいとも言えるのではないだろうか。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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